ERP千里眼– category –
-
クラウドERPのバックアップの基本とは
以前、BCPの業界団体の委員を経験していたこともあり、クラウドERPのことを考えると、どうしてもバックアップのことが気になってしまいます。 あくまで感覚的な話になってしまいますが、多くの企業ではオンプレミスのサーバは割とBCP対策やバックアップ対... -
国内と世界のERP市場シェアは依然混沌。ERPのクラウド移行が進む。業種カットのERPの普及が進むと予想
2年前に書いたヒットコラムの続編を書いてみる。前回の調査データは「Top 10 ERP Software Vendors and Market Forecast 2017-2022」だったが、今回はその3年後の「Top 10 ERP Software Vendors, Market Size and Market Forecast 2020-2025」である。 引... -
ERP市場シェアはクラウドERPに強く、業種に強いERPがシェアを伸ばす時代へ
先日、クラウドの世界シェアが発表された。結果はやはりという感じで、市場全体は大きく伸び、AWSはキープというかやや微減でAzureが成長率を落とすことなく、シェアを伸ばし、AWSは33%の市場シェアでAzureは22%となった。もう数年たつと両社はほぼ並ぶ... -
DXは単純なデジタル化と考えてはいけない。コロナ禍による外圧があるこの時期こそ変革を。その変革の基本的な考え方とは。
DX、デジタルトランスファーは単純なバズワードである、成功事例が日本では生まれないなど、いろいろな意見がネットには出てきている。一方でDXを推進しようということでデータ化を進めている企業も多い。データ化を進めること自体はそれはそれでいいのだ... -
「捺印廃止から始まるペーパーレスの本当の改革を考える」(吉政創成:吉政忠志氏)
今年の10月に河野大臣が「行政手続きの99.247%で押印廃止」という発言をされた。この意見とそのあとの言動については賛否の意見が出ていた。その賛否の意見について私は触れないが、原則ともいえる高い割合での押印廃止を宣言されたことに意味があると思... -
RPAの国内シェアを見たアフターコロナのあるべき活用方法を考える
現時点で公開されているRPAのシェアはIDCが2019年10月に発表した「国内RPAソフトウェア市場シェア」である。この資料によると国内のRPAのシェアは以下のとおりである。 国内RPAソフトウェア市場 ベンダー別売上額シェア実績 シェアの順はNTTデータ、2位がU... -
新型コロナウイルスもDXも『紙』がボトルネック。ペーパーレス化を推進しないと、コロナが明けても傷跡が残るだけ
新型コロナウイルスが猛威を振るっています。1日の接触人数を8割削減すれば、感染数は減少すると思います。しかし、それは時間稼ぎだけで、根本的な解決にはなっていません。感染数を減らしても、緊急事態宣言を解けば、1日の接触人数が増え、感染数は増え... -
最新クラウドシェア公開。AWSが減少し、Azureが上昇へ
先日、クラウドの世界シェアが発表されました。 引用元:https://www.srgresearch.com/articles/incremental-growth-cloud-spending-hits-new-high-while-amazon-and-microsoft-maintain-clear-lead-reno-nv-february-4-2020 https://erp-jirei.jp/archive... -
収益認識基準の対応に大きく時間とコストがかかってないだろうか? ~ERPの選定を再度考える~
ご存じの通り、企業会計基準委員会から「収益認識に関する会計基準」が公表され、2021年4月1日以降開始事業年度から適用となる。ここでは、あえて「収益認識基準」について詳細に解説はしないが、収益を認識するタイミングが変わることで、例えば商社など...