BtoB – EC (企業向け電子商取引)の拡大を見据えた社内システムの整備とは?

電子商取引(EC)の利用は、私たちの生活に欠かせないものです。特にBtoB – ECは法人間の仕入れや資材販売をインターネットを通じて行うものですが、ここ数年注目されてきています。

BtoB – ECは市場として大きく伸びている

経済産業省の「令和4年電子商取引に関する市場調査」が2023年8月31日に公開されています。令和4年の日本国内のBtoB – EC市場規模は420.2兆円(前年が372.7兆円で前年比12.8%増)とあります。また、EC化率(全ての商取引金額(商取引市場規模)に対する、電子商取引市場規模の割合)を見ると、 BtoB – ECでは37.5%(前年比1.9ポイント増)でした。

参考:電子商取引実態調査

ECというと、私たちにとってはより身近なBtoCの形を思い浮かべることが多いでしょう。ものを買うときに様々なECサイトを利用して生活を成り立たせているという人はとても多くいます。しかし、調査の数字を見ていただいてわかるように、BtoBのECはBtoCとは桁が異なるほどのインパクトがあります。メーカーや問屋、商社では営業がお客様に対して商品を提案する対面型の売り方から、BtoB専用の卸サイトを作りそこから注文を受け付けるという動きが起こってきています。

人を割いて対応するモデルから、テクノロジーを使った仕組み化をし、業務や経営の効率化をしていく方向性になっていくことでしょう。いわゆるDXの1つの形と言えます。

BtoB – ECに対応するためのシステム

BtoBのECは今後も企業において増えてきますが、そのために対応するシステムの整備も欠かせません。今までの商流や取引の方法がECになり、情報の連携や処理の効率化を行い、数字の把握や経営状況の把握をするためのシステムを考える必要が出てきます。

どれだけビジネスが良いものでも、後ろ側で支えるシステムの不備や問題があると効果が低下してしまいます。また、システムを整備しているとそれだけで高額になってしまうこともあります。そこで、ERPの利用で効果が出てきます。

このコラムを掲載いただいている日商エレクトロニクスは商社と卸業に強いERPインテグレーターです。ご興味があれば、この記事下部のリンクから詳細を御覧ください。

最後に

今回は、利用が広がっているBtoB – EC とそれを支えるシステムについてお伝えをしてきました。

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