鍋野敬一郎氏連載コラム– category –
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ERP更新情報鍋野敬一郎氏「ERP再生計画」第29回:プロセスマイニングとRPAがERP再生を支える
□はじめに 2020年は人類史に残る厄災の年として、我々の記憶に深く刻まれる年になりそうです。前回の冒頭に書いた「2020年は、東京オリンピックイヤー」というのがわずかひと月で見事に外れてしまいました。我々が住む世界は日々変化していますが、ときに... -
ERP更新情報鍋野敬一郎氏「ERP再生計画」第28回「外資系ベンダの新しいRPAがERPに蓄積されたデータ活用を加速する」
【□はじめに】 2020年に入って東京オリンピックイヤーとなりましたが、日本を取り巻く状況は昨年までとは一転して不透明で見通し暗いニュースばかりです。米中貿易摩擦、イランと米国の対立による中東戦争懸念、英国のEU離脱(ブレグジット)、そして新型... -
ERP更新情報鍋野敬一郎氏「ERP再生計画」第27回「レガシーERP再生「リフト&シフト戦略」の本質はERPの技能継承」
□はじめに 前回は、レガシーERP再生の手段として「リフト&シフト戦略」という考え方についてご紹介しました。まず「リフト」ですが、これは既存のオンプレミス環境のERPシステムをクラウド環境(AWSやマイクロソフトAzureなどパブリッククラウド、プライ... -
ERP更新情報鍋野敬一郎氏「ERP再生計画」第26回:レガシーERP再生の秘策は「リフト&シフト戦略」によるクラウドERP
□はじめに 前回は、これからのERPには『クラウドとデジタル』への対応が必要というお話をしました。今回は、レガシーERP再生についてもう少し具体的な進め方についてご紹介したいと思います。従来のオンプレミスでERPシステムを利用する企業は今後減少し... -
ERP更新情報鍋野敬一郎氏「ERP再生計画」第25回:DXレポートからERPリニューアルを考察する
□はじめに 最近システム関連で話題となっているのが、2018年9月に経済産業省が「デジタルトランスフォーメーションに向けた研究会」で公開した『DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開』というものがあります。(通称“DXレポート”... -
ERP更新情報鍋野敬一郎氏「ERP再生計画」第24回:クラウドERPで実現する経営スピードと変化対応力の加速
□はじめに クラウドファーストという言葉も今では当たり前になりました。いまどきクラウドやオンラインストレージがセキュリティ弱いなどと言う情報システムはごく少数のスキルと知識の無いIT部門を持つ企業くらい(意外とゼネコンITベンダが多い)ですが... -
ERP更新情報鍋野敬一郎氏「ERP再生計画」第23回:クラウドERP成功の秘訣はスピードと使い分け
□はじめに 日本企業がERPを使い始めて、約20年が経ちました。当時は最新だったERPも、現在では老朽化した“レガシーERP”と呼ばれることとなり、老朽化した基幹システムが2025年以降の成長戦略に影を落とす懸念があるという衝撃的なレポートが、経済産業省... -
ERP更新情報鍋野敬一郎氏「ERP再生計画」第22回:令和元年!クラウドERP最新トレンド2019
□はじめに 国内のERP市場に、目に見える変化が出てきています。個別のベンダや製品ごとの動きは、常に変わり続けていますが、今回の変化は市場構造が変わるような大きな潮流になるかもしれないと感じています。経済産業省の研究会で、「デジタルトランス... -
ERP更新情報鍋野敬一郎氏「ERP再生計画」第21回:ERP+RPA/AIで実現されるお客様向けサービスの差別化
□はじめに 人手不足に対する即効性と手軽さから、RPAはこの2,3年で急速に普及しています。国内のRPA市場は急成長していて、調査会社ITR社の発表では2018年度は約88億円と前年35億円の2倍以上の伸びとなっています。今後も引き続き堅調な伸びが期待され、...