「ERP千里眼」第13回「RPAのセキュリティの落とし穴」

こんにちは。ビジネスコンサルタントの吉政創成の吉政でございます。

最近、RPAの話はかなり注目度が高く、コラムを書けばよく読まれ、セミナーを開けば満員御礼となります。

このコラムを掲載いただいている日商エレクトロニクスさんでも、来週、“物流業務、請求書処理業務の自動化を実演!「RPA x AI-OCR超実践セミナー」“が開催されますが、開催1週間を前にして、すでに定員の100名を超えるお申し込みをいただいているそうです。

これほど需要があるのはERPで実現できなかったマイナーな自動化を低コストで実現でき、効果が出ているからです。

ちなみに、日商エレクトロニクスでは自社事例を分析し、投資対効果を開設した資料を公開しています。興味がある方はぜひ以下よりダウンロードください。

RPA事例投資対効果分析資料(セミナー資料としてダウンロードできます)

https://erp-jirei.jp/archives/1059

今回フォーカスしたいのはRPAの手軽さです。「野良RPA」という言葉を聞くようになりました。少し前に「野良スイッチ」や「野良アクセスポイント」というような言葉もありましたが、「野良RPA」は会社が把握していない「RPA」を指しています。

「RPA」は直接、業務システムの画面を操作するソフトウェアになりますので、このソフトウェアがハッキングされた場合はかなり重大な漏洩事故になります。会社の機密情報である、業務システムのデータが漏洩されたり、数字が買い替えられたり、ご発注をさせられたりした場合、会社の信頼も落ちますよね。

特に最近では、RPAのソリューションも増えてきています。声を大にして言いたいのは、おそらくちゃんとした企業であれば、システム導入時に脆弱性テストなどの何らかの検査を行って納品されると思うのですが、その後のパッチはいかがでしょうか?大半の会社は実施していないのではないでしょうか?

パッチによってバックドアが開いてしまった場合どうでしょうか?少し前に台湾や中国の製品のパッチにバックドアが開いていて、問題なったこともありますよね。パッチも含めて、しっかりとチェックするべきだと思うのです。

そして、もうひとこと言わせていただきましたら、RPAの業者を選ぶ際に、RPAに強いのはもちろんですが、セキュリティやERPにも強い業者を選ぶべきだと思うのです。このコラムを掲載いただいている日商エレクトロニクスはRPA、ERP、セキュリティに強い業界のトップベンダーです。今、RPAを検討されている方は、是非県都の端に加えていただいて損はないと思います。

興味がある方は、ぜひ以下のRPAのページもご覧ください。
日商エレクトロニクス RPAページ(ERP関連)
https://erp-jirei.jp/rpa_jirei

また、RPAに関するコラムも公開しています。興味がある方は以下もご覧ください。

コラム「ERP再生計画」第7回「次世代ERPがフォーカスするヒトを中心としたAI機能とは」
https://erp-jirei.jp/archives/637
コラム「ERP再生計画」第8回「次世代ERPにAIが組込まれるとどんな効果が期待出来るのか」
https://erp-jirei.jp/archives/647

鍋野敬一郎氏コラム「ERP再生計画」第9回「ユーザー企業はAIとERPをどのように使いこなせば良いのか」

https://erp-jirei.jp/archives/662

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