～クラウドERPで将来的な変化への柔軟性を強化～
日商エレクトロニクス株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長CEO：寺西 清一、以下、日商エレ）は、安全や安心、豊かさに向けた多彩なソリューションを提供する総合技術商社のエフ・アイ・ティー・パシフィック株式会社（本社：東京都台東区、代表取締役社長：笠井 庸正、以下、FITP）にクラウドERP「GRANDIT miraimil」を導入したことを発表します。
オンプレミス型ERPの「GRANDIT」を3か月でクラウド型の「GRANDIT miraimil」に完全移行。企業をとりまく外部環境の変化への柔軟な対応を実現します。 日商エレは「GRANDIT miraimil」の導入支援を通じて、あらゆる中小企業の働き方改革と業務効率化による生産性向上を支援してまいります。
事例概要
FITPは、インボイス対応、情報システムの運用体制や決算処理の見直しのため、既存のオンプレミス型ERPをクラウドERPに約３か月で完全移行しました。クラウドERP「GRANDIT miraimil」の導入により、業務の安定的な継続とインボイス制度など新たな会計処理への対応を可能にし、中長期的なコスト削減も実現しようとしています。 日商エレは、「GRANDIT miraimil」の提案とFit＆Gap分析、「GRANDIT」から「GRANDIT miraimil」への移行全般を実施いたしました。
課題／目的
- 短期間でのインボイス対応の実現
- ３年後の既存ERPのバージョンのサポート終了に伴うバージョンアップ対応
- 業務資本提携による親会社の運用に則った情報システムの運用体制の見直しと決算処理の変更対応
導入効果
- 実質3ヵ月の短期導入により、期限までのインボイス対応を実現
- 現行バージョンのサポート終了の不安から解放され、常に最新バージョンの機能を活用
- クラウド化による運用見直しにより、2～3日かかっていた月次の締め処理を半日に短縮
- 親会社が求める四半期ごとの決算や会計データの提出が容易になりグループの運用に則った監査にも対 応
- オンプレミス運用にかかるコストを削減し、法改正やビジネス環境の変動に対する柔軟性も強化
本事例の詳細は以下をご覧ください。
FITP様のコメント
弊社は、1996年の創業以来、自動車の安全分野、データセンターやオフィスビルなどのファシリティ分野から近年はヘルスケアや介護の分野にも活躍の場を広げています。
上場会社のグループ化を機に四半期決算やJ-SOXへの対応を迫られる中、既存のオンプレミス型ERPからクラウド型ERP「GRANDIT miraimil」への移行を決断し、日商エレクトロニクス様の支援により短期間での導入を実現することができました。クラウド化により、四半期決算では効率的かつ迅速な対応が取れるようになり、外部とのデータ連携も非常に楽になりました。また、今後はあらゆる法改正にも迅速な対応が可能となり、サーバの入れ替えやバージョンアップの心配もすることなく業務に専念できることはクラウド化最大のメリットです。
今後ますます盤石な経営基盤を整え、100年続く会社を目指して参ります。
中小企業向け国産統合型クラウドERP「GRANDIT miraimil」について
「GRANDIT miraimil」は、中堅企業向けERP「GRANDIT」で得た業種ごとのノウハウを集約し、中小企業向けにサービスとして提供を可能にしたクラウド型のERPです。カスタマイズを不要にすることで、従来のオンプレミス型GRANDITと比べ、最短で3か月のスピード導入と平均80％の導入コスト削減を実現します。（注１） デジタル化を通じて中小企業の働き方改革、生産性向上、業務効率化を支援するサービスとなっています。
注1： 平均80%の導入コスト削減
GRANDIT株式会社にて商社・卸売業、サービス業の中堅企業向けにGRANDITを導入した実績値を元に算出。