こんにちは。ビジネスコンサルタントの吉政創成の吉政でございます。
ある一定以上の規模の企業の多くはERPないし業務システムを導入しています。
例えば、従業員100名以上の企業で業務系のシステムを導入していない企業はおそらくないでしょう。
しかし、100%自動化ができている企業もありません。RPAに処理を任せられる領域はまだまだ広いです。先日、ゴールドマンサックスで数年前まで600人いたトレーダーがロボットにより自動化され、今は2人しかいないというレベルまで自動化が進んでいます。世ほぼ複雑な判断をすること以外は全てロボットで実現できるという印象です。
あえて説明するまでもないですが、ロボットは退職することもなければ、有休もとらず、自ら招くミスもないという新しい業務の仕組みなので、投資対効果が高い分野なのです。
ゴールドマンサックスではトレーダーを解雇しソフトウェアエンジニアを大量に雇用したようです。市場規模の拡大はまだまだ続きそうです。
ここで、市場データを見てみましょう。以下は全世界のRPA市場規模の推移です。
年を追うごとに伸び率が増加しているのがわかると思います。
引用元:https://japan.zdnet.com/article/35098285/3/
さらに、70%の企業がRPAの導入を検討しており、12か月以内に76%が導入検討の開始すると出ています。
引用元:https://japan.zdnet.com/article/35098285/3/
※なお上記二つのグラフについては業界第一人者の鍋野敬一郎氏が解説しており、以下のレポートで資料を公開しています。こちらもご覧ください。
https://erp-jirei.jp/archives/1475
RPAは平均3か月で導入ができ、すぐに効果が上がるので投資対効果の即効性が高いです。さらに2017年あたりから選択肢が増えてきたので、ますます検討に拍車がかかりそうです。RPAと一言で言ってもメーカーによって向き不向きがあるようですので、複数のRPAを連携させて混在で使用するケースが多くなりそうです。
この状況を考えると、RPAは複数のメーカーを取り扱っているベンダーに依頼するのがよさそうに思えます。
このコラムを連載いただいている日商エレクトロニクスでは以下のページの通りERP連携のRPA特設ページを作り、セミナーを実施し、自社事例なども積極的に取り組んでおり、経験値も力の入れ具合も強いです。
興味がある方はセミナーの特設ページをご覧ください。
https://erp-jirei.jp/rpa_jirei
また、日商エレクトロニクスでは先駆者としてRPAの自社導入にも取り組んでおり、経営企画部、財務経理部、人事総務部の3部門でRPAをGRANDITE連携で導入し、ROI 590%と770万円のリターンを実現しています。そして成功事例の分析資料も以下のセミナーレポート内で公開しています。興味がある方は是非ダウンロードください。
【レポート】ERP勉強会 次世代ERPに求められる条件
RPAによる働き方改革の推進 ~デジタルレイバーとの共存を目指して~
講演者 日商エレクトロニクス株式会社
ビジネスソリューション事業本部 企画開発室
話題のRPA(Robotic Process Automation)について、多くの企業が業務効率化に期待を寄せています。一方で、RPAのコンセプトは理解できるが、業務の活用に有益かどうか判断がつかない、また実際のシナリオ作成が具体的にイメージできないという声も多く寄せられています。 今回皆様のそのような声にお応えするセミナーを開講いたしました。