日商エレクトロニクス(現、双日テックイノベーション)の商社テンプレートを採用。導入時のコスト、運用の人的リソースを抑えて戦略的な販売・会計システムを実現
事例概要
森六グループ様のスクラッチで開発された旧システムは老朽化、保守運用のコスト増大という課題がありました。また法制度への対応も必要でした。日本の商習慣を熟知した販売モジュールと日商エレクトロ二クスの商社向けテンプレートが決め手となり「GRANDIT」をご採用。導入時のコスト、運用の人的リソースを抑えて戦略的な販売・会計システムを実現されました。
Before/After
課題/目的
- スクラッチで開発された旧システムの老朽化に加え、機能の追加・変更に伴う複雑化、肥大化により保守・運用に多くの人的リソースを必要としていた。
- 持ち株会社制への移行、法制度の変更という環境の変化への対応が必要とされていた。
効果
- 業務の標準化により組織変更、ビジネスプロセス変更等に柔軟に対応可能
- 制度変更に迅速に対応可能、IT統制機能が標準で装備
- 商社マスタ集による導入時のコスト、システム運用要員の削減を実現
- システム運用要員の削減とシステム企画担当者の確保
企業情報
森六グループ様は1663年(寛文3年)に創業され、350年以上の歴史を持つ企業様です。化学品やプラスティック事業を中心とした森六ケミカルズ株式会社と自動車部品事業を核とする森六テクノロジー株式会社、その持ち株会社である森六ホールディングス株式会社を中心に国内外で幅広く事業を展開されています。
企業名 | 森六グループ(森六ホールディングス株式会社、森六ケミカルズ株式会社、森六テクノロジー株式会社、関係会社27社) |
HP | https://www.moriroku.co.jp/ |
所在地 | 東京都港区南青山一丁目1番1号 新青山ビル東館18階 |
業種・業界 | 商社(化学品・製造販売) |
事業内容 | 化学品、自動車部品などの製造・販売 |
導入モジュール | 販売、調達・在庫、経理、債権、債務、経費 |
連携ソリューション | 商社テンプレート(マスタ集)、Dr.Sum、SVF |
課題
森六グループ様の旧システムはスクラッチで開発されたものでした。
システムの老朽化とともに相次ぐ機能の追加・変更に伴い複雑化、肥大化が進み、その保守・運用に多くの人的リソースを必要としていました。
また、持ち株会社制への移行、法制度の変更という環境の変化への対応を行うためにも、戦略的な販売・会計システムの導入を検討することとなりました。
GRANDITおよび日商エレクトロニクスを選んだ理由
国産ERPパッケージであり、日本の商習慣を熟知した販売管理モジュールを有していたことが「GRANDIT」選定の決め手となりました。また下記の2点が日商エレクトロニクスを選んでいただいた理由です。
- 日商エレクトロニクスが得意とする商社テンプレート(マスタ集)
- 日商エレクトロニクスの短納期開発事例・豊富な導入実績
導入後の姿
日商エレクトロニクスの商社テンプレートを用いることで導入時のコスト、運用にかかる人的リソースを抑えて戦略的な販売・会計システムの導入を行い、以下を実現しました。
- 業務の標準化により組織変更、ビジネスプロセス変更等に柔軟に対応可能
- 制度変更に迅速に対応可能、IT統制機能が標準で装備
- システム運用要員の削減とシステム企画担当者の確保
その他
森六グループ様は持株会社制への移行を背景に、「GRANDIT」による新販売・会計システムを構築し、その実績は350年史に戦略システムの導入として掲載されました。
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※本記載の情報は取材時のものであり、閲覧される時点では変更されている場合があることをご了承ください。