GRANDIT導入事例 極東貿易株式会社様

汎用機からのリプレイスによりデータを統合
「GRANDIT」の導入で算処理時間の短縮化、柔軟なデータ活用、業務効率の向上を実現

事例概要

約20年間使用されてきた極東貿易様の既存システムは、システムの分散によるデータの不整合などの課題が存在していました。また、この課題の解決とともに経営、営業力の強化、業務の効率化も求められていました。
全ユーザ・多拠点で利用可能な完全Web型であることが決め手となり「GRANDIT」を導入。データ統合を実現し、容易で柔軟なデータ活用、業務効率の向上を実現されました。

Before/After

課題/目的

  • システムの分散 によるデータの不統合
  • 経営、営業力の強化
  • 業務の効率化
極東貿易様GRANDIT導入時の課題

効果

  • 決算処理時間の短縮
  • データベース統合による容易で柔軟なデータ活用
  • 業務効率の向上

企業情報

極東貿易様GRANDIT導入事例

極東貿易様は、機械関係主体の商社として先進技術を紹介し、国内外の要望に応えて優秀な製品の取扱を行う機械商社様。 1947(昭和22)年の設立以来、機械関連を主体とするエンジニアリング商社として、国内外のニーズに対応され、先進技術や製品の取扱いに携わっていらっしゃいます。

企業名極東貿易株式会社
HPhttps://www.kbk.co.jp/
所在地東京都千代田区大手町2 丁目 2 番 1 号
業種・業界商社(機械)
事業内容化学品、自動車部品などの製造・販売機械、航空機の機器などを主体とする
輸出入業、販売業
導入モジュール販売、調達・在庫、債権、債務、経理、経費
連携ソリューションアドオン(貿易機能、契約管理)

課題

極東貿易様では約20年間使用してきた汎用機によるシステムが稼働していました。 既存システムではデータが統合化されず分散されたシステムによる課題が存在し、これらを解決して経営、営業力の強化、業務の効率化、さらに内部統制対応など法制度への対応も求められていました。

GRANDITを選んだ理由

入力されたデータを統合管理でき、全ユーザ・多拠点で システム利用が可能な Web 型での入力インターフェイスの標準実装をポイントに、既存汎用機メーカや数あるERP パッケージの中から「GRANDIT」を開発基盤として選定していただきました。

導入時のポイント

出会い取引への対応

導入当時の「GRANDIT」では出合取引(受発注)は国内取引のみ対応であったため、「輸出」「輸入」「三国間」での取引にも出合取引機能を追加開発致しました。

貿易機能強化

輸入受渡伝票入力を追加開発し、輸入の申請・承認管理および海外仕入へのデータ連携を実現しました。 (輸出も同様の対応を実装)

契約管理(プロジェクト管理)

「GRANDIT」の「プロジェクト番号」を「契約番号」として利用することで契約管理機能を実現。 ひとつの契約の中で複数存在する取引の進捗を回収状況まで含めて管理可能となりました。

導入後の姿

決算処理時間の短縮化

従来のシステムはデータが分散しており、夜間のバッチ処理でデータ収集、仕訳処理を実施していたため、数値の把握は翌日でした。
「GRANDIT」の全モジュールからの自動仕訳機能により、ほぼリアルタイム に経理データ、決算データを把握することができ、月次・四半期・半期・年次(予定) の決算処理にかかる時間を大幅に短縮しました。

データベースの統合により、容易で柔軟なデータ活用を実現

従来のシステムはデータが分散していたため、必要な情報取得に手間と時間がかかり、数値の取得、分析結果は翌日以降でした。 GRANDIT標準機能の汎用出力機能により、必要データが自由に出力可能となり、SQLビューの作成によって、異なるテーブルデータも結合キーから一括EXCELファイルに出力できるようになり、容易で柔軟なデータ活用を実現しました。

業務効率の向上

従来のシステムは貿易業務、契約管理業務などで手作業、 個別システムによる管理が必要でした。 また、頻繁な二重入力や難度の高い追跡調査を必要とし、業務効率が悪く内部統制上の問題も存在しました。 「GRANDIT」導入により、貿易業務、売買管理、在庫業務、請求・支払業務をプロジェクト番号に紐付けした契約管理を構築することで、マスタの一元化とターンアラウンド、W/F 機能を持つ「GRANDIT」により業務効率と統制強化を実現しました。

極東貿易株式会社様GRANDIT導入事例システムイメージ図

 

※記載されている会社名・製品名・ロゴ等は、各社の登録商標または商標です。
※本記載の情報は取材時のものであり、閲覧される時点では変更されている場合があることをご了承ください。