「レガシーERPからの脱却」
~ ERPを「負のレガシー」から脱却させるための方策について考える ~
「レガシー」という言葉は、オリンピック・パラリンピックでは大会終了後の後世の残す、有形無形の社会的遺産と捉えられています。
一方、ITの世界では「レガシー」という言葉は負のイメージで捉えられています。
システムを長く利用している間に機能の追加や変更を繰り返すことでプログラムが増改築を繰り返した家のような状態になり必要な処理は動くものの処理速度が遅くなったり新たな機能追加を行うのに多大なコストが掛かるようになりがちな状態を指しています。
本コラムでは、ドッグイヤーといわれるように早いペースで技術革新が進むIT業界において、ERPを「負のレガシー」から脱却させるための方策について考えてみたいと思います。
高橋 昇氏 プロフィール
GRANDIT株式会社 マーケティング室 室長
1985年 総合商社系情報システム会社(現インフォコム株式会社)へ入社。商社向けシステム開発部門に所属し、繊維・化学品・食品関係などのシステム開発やC/S・WEBシステム、ミドルウェアなどのアーキテクチャー選定・導入を担当。2003年10月 インフォベック株式会社(現GRANDIT株式会社)にて、次世代ERPコンソーシアムによるERP「GRANDIT」の開発に立ち上げ当初より参画。パートナー営業・製品開発の責任者としてERPシステムの提案活動・導入支援に従事。2018年よりマーケティング室 室長として、営業・製品開発をあわせたマーケティング施策の企画立案とプロモーション全般の責任者を担当。 GRANDIT公式サイトはこちら
高橋昇氏コラム更新情報
高橋昇氏のコラムのバックナンバーは以下をご覧ください。
https://erp-jirei.jp/category/column/grandit_takahashi_column/