新型コロナウイルスもDXも『紙』がボトルネック。ペーパーレス化を推進しないと、コロナが明けても傷跡が残るだけ

新型コロナウイルスが猛威を振るっています。1日の接触人数を8割削減すれば、感染数は減少すると思います。しかし、それは時間稼ぎだけで、根本的な解決にはなっていません。感染数を減らしても、緊急事態宣言を解けば、1日の接触人数が増え、感染数は増えます。結局、新型コロナウイルスとの戦いは薬やワクチンが一般提供できるまでは続きます。つまり企業としては長期間の戦いを強いられることになります。

しかしながら、今、1日の接触人数を8割削減できなければ、この長期間の戦いというのも夢物語になってしまいます。なんとしてもSTAYHOMEを徹底しなければなりません。

テレビでは、人接触8割削減が必要な状況にあるにもかかわらず、出社している通勤ラッシュの映像が流れています。企業のリモートワークの実施率が26%にとどまっているからそのような状況になってしまいます。テレビのインタビューでは「書類に捺印しないといけないから出社します」という回答もあり、まだまだ紙文化の企業文化が浮き彫りになっている感が否めません。

今、新型コロナウイルスで企業活動が停滞化しているので、実が業務改革を行うにはうってつけの状況なのです。このチャンスで業務効率化を行わないと、新型コロナの傷跡が残るだけになりそうです。そして今年、新型コロナウイルスが解決できても、来年はオリンピックがあります。オリンピック期間中は東京都内の昼間の人口は2倍になるといわれており、企業では交通混雑を避けるためにリモートワークが必須になります。そちらでもやはりペーパーレス化が重要になってきています。

そして、大型の感染症は2002年にSARS流行、2009年にパンデミック型インフルエンザ流行、2020年に新型コロナウイルスと10年前後おきに最強と言われる感染症が流行します。企業においてはリモートワークできる業務はいつでもリモートワークできるようにするべきなのだと思います。そして、そのリモートワークを進める際の阻害要因の一つがペーパーレス化なのです。

さらに今注目の「デジタルトランスフォーメーション(DX)」ですが、進化させたデジタル技術をもっと活用して企業活動をより効率的にしようというものなので、当たり前ですが「紙」ではいけません。ここでもペーパーレス化なのです。

最後に一言、ペーパーレス化を普及させるためキーワードをお伝えします。

「ペーパーレス化は便利でないと普及しません。」

いくら会社が「ペーパーレスだ!」といっても不便だと使いませんよね。

ペーパーレスを便利にするにはシステムとの連携だと思います。

連携しているから再入力などの手間がなくなり。ペーパーレス化が進むのです。

このコラムを掲載いただいている日商エレクトロニクスでは様々なペーパーレス化ソリューションを提案できます。ERPとの連携という話で言いますと、統合電子帳票システム Paples(パピレス)がGRANDITとの連携が良いそうで、よく提案されているとのことです。ERPのリプレイスのタイミングでペーパーレス化を検討されている方は是非こちらよりご相談ください。

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