スタグフレーションに備えた守りの体制と攻めの成長戦略に取り組む

目次
(図表1、景気後退局面の成長戦略:既存の製品やサービスを深化・探索にフォーカス)
(図表2,「両利きの経営」で「深化と探索」に取り組む:東洋経済新報社)

ERPに蓄積されているデータから、製品別の粗利と原価を市場ごとに見える化します。ここで、ERPの管理会計機能と製品/サービスごとのプロジェクト原価管理機能が重要となります。新規市場に対しては、後発で市場参入するため低価格で市場シェアを素早く獲得して顧客より潜在ニーズを得て、より付加価値の高い製品/サービスを開発して最大シェアを持つ製品から市場を奪取します。低価格じゃ、市場の衰退を招くため可能な限り高い値付けで新規市場シェアの拡大を目指します。コンテンツ・サービスにフォーカスしているのは、コストを押さえて値付けの柔軟性を獲得するためです。コンテンツ制作やサービス化は、市場に合わせた機能拡張や価格変更が簡単に可能です。

(図表3,参考:製造業のサービス化:モノ(製品)とコト(サービス&CX)の顧客価値向上)
(図表4、サービス価値提供からDXサービスによるエコシステム構築による成長戦略へ)

景気後退の局面における成長戦略とは、厳しくなるビジネス環境におけるサバイバル活動のようなものです。5年先、10年先を見据えた重厚長大なイノベーションや新製品開発も重要ですが、5年後、10年後に確実に生き残れなければその価値はゼロです。まず目先の売上と利益を確保してから、その先のことを考えるべきなのです。今回は、ERPシステムを活用する前段の景気後退局面における心構えと生き残り戦略について考察してみました。ここからが正念場となる景気動向ですが、だからこそ市場構造やゲームルールが変わるチャンスも到来します。ゲームチェンジャーとして勝ち残るために、ERPという確実で安定したデータベースを使わない手はありません。ERPは、攻守どちらにも使える手段として再度その役割と使い方を見直してみては如何でしょうか。

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