中堅企業向けにDynamics 365導入サービスをスタート、特長や魅力は?

こんにちは。ERP事業部 ERP営業課 課長補佐 武藤 健一郎です。

当社は2003年以降、商社企業を中心にERPパッケージGRANDITの導入支援を行っており、商社・卸売業界において、大手企業を中心に多数の実績を積んできました。

昨今のお客様を取り巻く環境の変化に対応し、これまでのERP導入の知識と経験を生かす形で、Microsoft Dynamics 365によるソリューションの提供を新たに開始いたします。

Dynamics 365は、CRMやマーケティング、流通・小売、人材管理などに特化した複数のラインナップが用意されており、Microsoft社ならではの利点が存在する魅力的な製品です。その中で、今回当社がソリューションとして提供するのは、経験と実績のあるERPのラインナップになります。

今回はDynamics 365のERP、2製品の魅力についてお話しいたします。

目次

Dynamics 365の特長と魅力

Dynamics 365はMicrosoft社が提供するクラウド型のERP/CRM製品です。拡張性や開発の柔軟性が高く、昨今叫ばれているデータ活用が容易であることが特長です。

また、Microsoft社の製品だけあってMicrosoft365やAzureとの連携はもちろんのこと、Power Platformによって開発されたアプリケーションやPower BIとの連携、ワークフローやAIの活用が可能です。

Dynamics 365 のERP製品には二つありますので、ここからはそれぞれの製品の特性についてお話します。

Dynamics 365 Finance/SCM

こちらはDynamics AXの後継となるシステムです。海外展開や子会社買収などによるグループ企業増加への対応が容易なため、大規模企業やグループ企業で使用する場合に向いている製品です。

物流や会計に特化した必要な機能や承認ワークフローなど必要な機能がまとまったERPで、140か国の税法と通貨、30言語に対応しているマルチカンパニー対応機能を備えているため、国をまたがる複数拠点であっても、各国で異なる税法に対応が可能です。

このままパッケージを入れれば業務ができると言っても過言ではないほど多機能で、大掛かりな教育がなくとも手順に乗って進めていけば問題なく業務が回るような設計になっています。ユーザー自身のカスタマイズも可能で、そのユーザーの業務に最適な画面を作り上げることも可能です。

Microsoft社からは毎月、法改正や新規機能の追加といった標準機能のアップデートが提供されますが、この標準機能に影響が出ない範囲での機能開発が可能になっています。

開発は、プログラム開発のほかに、ローコーディングツールであるPower Platformも使用できるため、特定のプログラミング言語を知らずとも、業務の流れがわかる方であればマウス操作のみで機能を追加することができます。また、Power AutomateやAI連携を使用した自動化などもスムーズに行うことができます。

<導入検討のポイント>

できることが多いため、将来のIT戦略やビジネス戦略に適合するかを見極めたうえで、どこまでの業務の移行が可能なのか、どこまでやりこむかといったことを事前にしっかりと検討することが重要となります。

Dynamics 365 Business Central

こちらはDynamics NAVの後継となるシステムです。

マルチカンパニー機能を備えていることはFinance/SCMと同じですが、トランザクション伝票数がFinance/SCMと比べ10分の1程度となるため、主に中堅企業向けの製品となります。

Microsoft365との連携に強みがあり、たとえば顧客から届いた発注書のメールをOutlookで受取り、AIがその中身を判断して受発注システムに登録するといった便利な使い方が可能です。BIとの連携もできるため、Microsoft社の製品をフル活用している企業にとっては非常に親和性が高く、利便性を感じて頂ける製品だと言えます。サードパーティ製アプリケーションとの連携もできます。

わかりやすい画面構成とモバイルに対応していることによる外出先からのワークフロー承認や伝票確認ができる点が非常に喜ばれています。また経営情報をタブレット端末からリアルタイムで確認できるため、判断にかかる時間を短縮できるため、経営層からの評価も高い製品です。

導入検討のポイント

社員数数百人規模を想定した設計で、伝票数がFinance/SCMと比べ少なくなるため、業務量の把握や今後の事業展開によって増加するボリュームを想定しておくと検討しやすいかと思います。

すべてのデータの土台となる基盤

標準でPower BIが使用できるため、ERPのデータを、情シス部門が出力作業をせずともそのまま活用・分析・共有することが可能です。

また、ExcelをはじめとするOffice製品との連携が可能です。

例えば、各画面のデータをExcelで出力、Excelから更新できるため、ユーザーはExcelの関数などの機能を使いつつ効率的に業務を進めることができます。

Dynamics 365 に関する今後の当社の方針

GRANDITに関してはお客様のご要望を強く反映させるのに向いているため、これまでは主にカスタマイズを中心に痒いところに手が届くようなイメージで作り上げてきました。

Dynamics 365 に関しては機能の豊富さ、カスタマイズせずとも拡張しやすいこと、そしてMicrosoft社の高い技術力による進化への期待感は高く、今後、事業を拡張していこうと考えている企業や、将来のDXのイメージをすでに持っている企業、データの活用性を上げたいと考えている企業にピッタリだと考えています。

そして多機能だからこそ、導入期間を短くしたい、コストパフォーマンスを重視する傾向の強い中堅企業を中心にご提案していこうと考えています。

国内の実績を豊富に持ち、大手企業からの実績と信頼が厚いGRANDITと、Microsoft社の強みを最大限に生かし、柔軟性・拡張性の高いD365。どちらにおいても、商社業務を熟知した導入のご提案が可能です。

当社は今後、お客様の業務や規模、Microsoft製品との連携など、お客様にとって適切なソリューションをご提案していきたいと考えています。

日商エレクトロニクスのERP事業

日商エレクトロニクスではシステムと業務の両方を理解し、サービスを提供しています。IT技術で企業の課題を解消していく「専門家」です。特に商社やIT系の企業の業務や基幹システムに関しての課題や興味がある方は、こちらのページをご覧ください。

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